本のご紹介

すでに御存知の方も多いかと思いますが、以前、洋書会にヘーゲル自筆本が出て、大きな話題になりました。その経緯を詳しく紹介された本が出版されていることを、先日知人から教えてもらい、早速購入して読んでみました。

帯文にもありますが、一冊の本が数奇な巡り合わせを経て、現代に伝わったこと、またそうした貴重書があわや廃棄されてしまうかもしれなかったということ、いろいろと興味深く 読ませていただきました。

今週の市場

5月いっぱい実施しておりました2割引きセールですが、昨日で終了となりました。ご来店いただきましたお客様には改めて感謝申し上げます。次は10月の予定です!

さて、今週の市場。まずは火曜日の洋書会ですが、18世紀の社会科学系の本の一口があり、その中から、ロックの『統治二論』の仏訳新版(1754年)を落手しました。

洋書会が終わってから、水曜の資料会の準備。敦煌学がご専門の先生の蔵書がトラック1台分出品されておりまして、役員はじめスタッフ10名で仕分け作業にとりかかりました。カーゴにすると10台以上。紐で縛って積まれているわけではなく、1冊1冊隙間なくびっしりと積まれているため、カーゴから降ろすだけでも結構時間がかかります。まずは、和書と中国書を分け、そこからセットものや同じ系統の本をピックアップしまとめていきます。19時過ぎまでやって、とりあえず一旦終了し、翌日は朝9時から作業を再開。何とか間に合わせ、そこから出品情報を同業書店にFAXとメールしてバタバタと慌ただしく動いておりました。

やはりFAXしただけあって、来場される方々の数はいつもより多め。どれも高くなっておりました!出来高としても良かったです。というわけで、うちはあまり買えませんでしたが…(苦笑)。

さて、弊店もペイペイを始めました!皆様のご来店をお待ちしております。