ロック『市民政府二論』仏訳新版1754年刊

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アメリカ独立宣言やフランス革命等、古典的な自由主義に多大な影響を与えたといわれるロックの『市民政府二論』ですが、こちらは1754年に出された、フランス語訳の新版になります(仏訳初版は1691年)。1754年といいますと、モンテスキューの『法の精神』が出たのが1748年ですし、ルソーの『社会契約論』はこのすぐあと1762年に刊行されます。

まさに、啓蒙の世紀に出た、歴史の息吹を伝えるといっていい本でしょうか。