木田元さんの『現象学の根本問題』に続きまして、『存在と時間』の福本書院複製版です。
本郷にはかつて、洋書輸入では知らぬ人のないほど有名な福本書院がありました。なくなってから、もうだいぶ経つでしょうか。
その福本書院から昭和18年に出た『存在と時間』の複製です。底本は第4版となっています。Japanausgabeとあり、日独文化協会が編集と印字されてます。
戦前の本だけあって、紙質はあまりよくありませんが、洋書が貴重な時代に我が国で作られてるんですね。1800部印刷とありまして、私も何回か見かけたことがあります。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=396939830