先週、市場で入手した本の中に、『アビダルマディーパ』の1959年初版がございました!
以前、第2版(1971年)をご紹介したことがございましたが、今回は、記念すべき、その初版になります。1937年に写本が発見されてJaini博士によって初めて校訂出版されたものです。
先週、市場で入手した本の中に、『アビダルマディーパ』の1959年初版がございました!
以前、第2版(1971年)をご紹介したことがございましたが、今回は、記念すべき、その初版になります。1937年に写本が発見されてJaini博士によって初めて校訂出版されたものです。
今週は、ホッブス関係が少し入荷しまして、その中に、『リヴァイアサン』初版(1651年)のファクシミリ版が入っておりました。
リヴァイアサンといえば、この扉絵ですが、いつもは文庫サイズでしかみたことがないので、なかなか迫力があります。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=62254022
出版社によりますと、200部出版のうち、青紙に印刷されたものが8部あるということですが、まさにこれはその8部のうちの1セットになります!
土井虎こと、土井虎賀寿が独訳した華厳経が入荷しました。こちらは漢訳をもとに独訳したと書かれてます。本巻が3分冊で、それに「入法界品」(Das Buch vom Eintreten in den Kosmos der Wahrheit)が付されて全4巻となります。
「入法界品」巻には、土井虎の「華厳経入門」と題された小論も収録されております。
なお、今回入荷した華厳経には、下記の自筆署名入り本が付いておりました!
土井の三高時代の教え子への献呈署名入本です。
W.グンデルト博士によるドイツ語訳。初版が出たのは1960年ですが、当時初めてヨーロッパ世界に12世紀の禅の語録が紹介されたようで、多大な知的関心を引き起こしたとジャケットに出版社の紹介文が載っています。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=424618361