河口慧海は、日本人で初めてチベットに入ったということで広く知られてますが、その様子を伝える『西蔵旅行記』(1904年)は英訳され、「Three Years in Tibet」としてロンドンで刊行されます(1909年の初版)。世界的にも有名な本ですね。
彼が将来した仏典は大学等研究機関に収められ、仏教研究に多大な貢献をなしています。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=402593800
河口慧海は、日本人で初めてチベットに入ったということで広く知られてますが、その様子を伝える『西蔵旅行記』(1904年)は英訳され、「Three Years in Tibet」としてロンドンで刊行されます(1909年の初版)。世界的にも有名な本ですね。
彼が将来した仏典は大学等研究機関に収められ、仏教研究に多大な貢献をなしています。
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1973年にフランス国営ラジオで制作され、放送されたものをベースに、それをカセットに録音し、トランスクリプション(フランス語文)と解説を付して出版されたもののようです。タイトルは「プルーストと散歩」とつけられております。バルトが「失われた時を求めて」の主要な舞台を歩き、注釈、解説するというもので、それがカセットテープ3巻に収められてます。
調べてみますとyoutubeにそのタイトルで出てきました。なので、音声自身はそれで聞けるわけですが、その解説とトランスクリプションに資料的価値があるのかなと思います。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=400503801
木田元さんの『現象学の根本問題』に続きまして、『存在と時間』の福本書院複製版です。
本郷にはかつて、洋書輸入では知らぬ人のないほど有名な福本書院がありました。なくなってから、もうだいぶ経つでしょうか。
その福本書院から昭和18年に出た『存在と時間』の複製です。底本は第4版となっています。Japanausgabeとあり、日独文化協会が編集と印字されてます。
戦前の本だけあって、紙質はあまりよくありませんが、洋書が貴重な時代に我が国で作られてるんですね。1800部印刷とありまして、私も何回か見かけたことがあります。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=396939830
あの木田元さんが東北大学大学院に在学中に作ったという有名な本。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=394563498
限定80部ということですが、今まで弊店で何回か取り扱っております!
これをもとにA5判で複製したものも出ていますね。
現在は、全集で読めますので、内容を知るのにはそちらの方がいいのだと思いますが、これはまさに歴史の資料、コレクター品というものになりますね。
私自身も使っておりますが、仏教研究をする方は誰もが用いる荻原梵和大辞典の縮刷版(講談社)です。山喜房さんから今は新刊が入手可能ですが、一頃はこの縮刷版が入手不能でお客様からのお問い合わせも多くいただいておりました。
元は、全16冊の分冊版で出てます。多くの先学の方々が携わった我が国の梵語研究の金字塔ですね。
その後豪華版(総革装丁)も出ましたが、A5判のこちらがもっとも使いやすいタイプです。
仏教を研究する上での必需品です。